interview

業務内容を
教えてください。
労働安全衛生法では従業員の方に対して、1年に1回の健康診断の実施が義務づけられています。私たち渉外職は企業・団体様のお客様向けに健康診断の提案を行っています。当協会の健診のお客様は一度ご契約いただいたリピーターが大半で、出張健診では、健診項目や日程の調整、会場などに関する打ち合わせをはじめ、見積書・契約書の作成、 当日までの事前準備、お客様情報の登録・更新などを行います。

お客様とやりとりして準備を進めるのは渉外ですが、当日事業所を訪問し健診を行うのは健診チームです。そのため、前回との変更点や注意事項を健診スタッフに漏れなく確実に伝えるよう心がけています。何ヶ月もかけて準備する健診もあり、無事に終了したときはホッとするとともに、大きな達成感を感じます。

どんなときに
成長を感じますか。
入職当初は、先輩に同行してお客様を訪問したり、健診スタッフとして健診現場を体験したりして、仕事の基本を学びました。1年目の後半から担当するお客様を持ち、ひとりで日程調整や打ち合わせを行うようになりました。この頃はミスなく正確な健診を一番に考えて業務を行っていましたが、2年目、3年目になると、業種、業態に応じた追加の健診項目の説明などこちらから積極的に提案できるようになり、渉外として一歩ずつスキルアップしているなと実感しています。さらに、お客様からも職員からも頼ってもらえる立場へとステップアップしたいですね。

お客様との打ち合せがある時は、前もって資料を作成し、お伝えすべき内容を確認して臨みます。以前、自分の説明でお客様の疑問を解消でき、「直接来て、説明してもらって良かった」と喜んでもらえたことがあったのですが、お客様との距離がぐっと縮まった気がして嬉しかったです。そんなこともあって、お客様のニーズや事業内容をしっかり把握し、より現状に合った提案をすることを大切にしています。今後は作業的な業務を効率化して、お客様と向き合う時間をもっと増やしていきたいです。
働く環境について
教えてください。
入職前は医療機関ということで静かで堅い職場というイメージを持っていましたが、実際のところは、よく話す明るい職員ばかり。お互いに仕事の進捗状況や体調などを気にかけ、行き詰った時にはアドバイスしたり、一緒に解決案を考えたりといった温かい人間関係があります。業務上、他部署の方とも話す機会が多いのですが、私たちとは違う視点にふれると視野が広がります。

健康の知識は自分の人生にも役立ちます。仕事を通じて健診の意義や種類、検査の内容など、健診に関わる知識が豊富になったことで、自分や家族の健康について考えるようになりました。健診や予防接種を当協会施設で受けられる制度もあるので、実際の健康管理の面でもメリットが大きいです。時間差勤務制があったり、子の看護休暇(有給)を取得できたりと、仕事とプライベートを両立しやすい制度もあるので、長い目で見た働きやすさを実感しています。
pagetop