細菌検査・日持ち検査
細菌検査・日持ち検査について
当協会は、ISO/IEC 17025認定試験所/厚生労働大臣登録 食品検査機関です
生菌数や大腸菌群などの汚染指標菌検査、黄色ブドウ球菌・サルモネラ属菌・カンピロバクター・腸管出血性大腸菌O157など食中毒菌の有無の検査を行っております。
食品衛生法に基づいた規格検査から、お客様ご希望の検査まで対応しています。
また、消費期限・賞味期限を設定するための、さまざまな温度帯での日持ち検査も行っております。
検査項目
検査品の種類等により、検査すべき項目が異なります。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
日持ち(期限設定)検査
適切な期限表示をするためには、日持ち(期限設定)検査が必要です。化学的根拠に基づいて、安全に食べることができる期間を確認することができます。当協会では、さまざまな温度帯での検査が可能です。
また、検査項目や検査の頻度などについても対象となる商品情報をお聞きしご提案します。まずは、お気軽にご相談ください。
「消費期限」と「賞味期限」について
「消費期限」とは
開封せずに記載された保存方法を守って保存していた場合に、安全に食べられる期限。
サンドイッチやお弁当など、比較的いたみやすい食品に表示します。
「賞味期限」とは
開封せずに記載された保存方法を守って保存していた場合に、品質が変わらずおいしく食べられる期限。
期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
カップ麺やスナック菓子など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示します。
消費期限設定の考え方(例)
項目 | 基準 | 初発 | 2日後 | 3日後 | 4日後 |
---|---|---|---|---|---|
生菌数 | <1.0×105 (<10万) | 300未満 | 1.5×103 (1500) |
5.0×104 (5万) |
1.1×105 (11万) |
大腸菌群 | 陰性 | 陰性 | 陰性 | 陰性 | 陰性 |
4日後の生菌数が基準を超えてしまった。⇒3日後が保存限界
安全を考慮し0.8を安全係数として保存限界にかけると…
3×0.8=2.4≒2日間なので消費期限を2日間と設定!
検査の流れ
1.検査受付
ご依頼の際には検査受付票をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、
FAXまたはメールにて、事前申し込みをお願いいたします。
2.検査品の送付
検体必要量を必ず守り、発送してください。検体必要量がご不明な場合は、当協会までお問い合わせください。 また、検体は適切な条件(冷蔵便など)でご発送ください。
※検査受付票は、検査品と必ずご同封してください。
3.検査
検査開始後のキャンセル等は、キャンセル料が発生します。 また、検査品の状況等により、納期が変動する可能性があります。
4.結果報告
検査終了後、結果報告書を郵送します。また、ご希望があれば、FAXでの速報も可能です。
受付票ダウンロード
検査受付票を以下よりダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにて、事前申し込みをお願いいたします。
検査受付票の記入については、各記入例を参照ください。
細菌検査
日持ち検査
複数検体
複数検体の同時依頼時にご使用ください。日持ち検査は検査回数に応じてご使用ください。
※【容器包装規格試験】のご依頼につきましては、別途お問い合わせください。