添加物・農薬・有害物質・規格検査について

当協会は、ISO/IEC 17025認定試験所/厚生労働大臣登録 食品検査機関です

食品の安全性が問われている今、使用している原材料は安心して使えるものなのか?口にしている食品は安全なのか?当協会は、原材料や食品の安全性を確認するためのさまざまな検査に対応しています。

添加物・農薬・有害物質・規格検査について

検査項目

食品添加物

添加物の使用用途や種類、使用量は食品衛生法で定められており、適切に使用されているか 指定外添加物が使用されていないかを確認することが必要です。当協会では、さまざまな添加物の分析に対応しています。

種類 検査項目 食材例
甘味料 サッカリン など しょうゆ / 調味料 など
保存料 ソルビン酸 / 安息香酸 / パラオキシ安息香酸エステル類 など チーズ / 魚肉ねり製品 / しょうゆ など
酸化防止剤 BHA / BHT / TBHQ など 魚介冷凍品 / 魚介乾製品 / 魚介塩蔵品 など
発色剤 亜硝酸ナトリウム など 魚肉ハム / ソーセージ / 食肉製品 など
漂白剤 次亜硫酸ナトリウム / 亜硫酸ナトリウム / 二酸化硫黄 など かんぴょう / 切り干し大根 / 乾燥果実 など

※上記以外の項目に関しても検査を行っております。詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。

残留農薬

農作物中に残留している農薬が食品衛生法によって定められた基準値以下であることは、健康被害を未然に防ぐ上でとても重要です。
当協会では、多成分一斉分析法で、迅速かつ高精度の残留農薬検査が可能です。

汚染物質(重金属)/変質物/自然毒検査

食品に含まれていて、人体に悪影響を及ぼすおそれのある重金属類には摂取規制などがあります。当協会では、米のカドミウム・魚介類中の水銀をはじめさまざまな食品中の重金属分析を行っています。
また、石川県の特産品であるふぐの糠漬け(卵巣)において、ふぐ毒検査を行っています。その他の自然毒である貝毒やカビ毒の検査、汚染物質や変質物にも対応しています。

種類 検査項目 食材例
重金属 水銀、鉛、カドミウム など 玄米・精米、魚介類 など
汚染物質・変質物 ヒスタミン、酸価、過酸化物価 など 魚類加工品、揚げ菓子 など
自然毒 ふぐ毒、貝毒、カビ毒 など ふぐの糠漬け(卵巣)、牡蠣、落花生 など

各種規格検査

食品衛生法では、食品や添加物・直接食品に接する調理器具等について規格や基準が決められています。
これらの基準に適合しているかどうかの検査を実施しています。

種類 検査対象
食品 生食用カキ、アイスクリーム、魚肉練り製品、冷凍食品 など
乳・乳製品 牛乳、発酵乳、乳酸菌飲料 など
添加物 甘味料、香料、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、保存料 など
器具 および 容器包装 合成樹脂、ガラス陶磁器、ゴム

検査の流れ

1.検査受付

ご依頼の際には検査受付票をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにて、事前申し込みをお願いいたします。


2.検査品の送付

検体必要量を必ず守り、発送してください。検体必要量がご不明な場合は、当協会までお問い合わせください。
また、検体は適切な条件(冷蔵便など)でご発送ください。

※検査受付票は、検査品と必ずご同封してください。


3.検査

検査開始後のキャンセル等は、キャンセル料が発生します。
また、検査品の状況等により、納期が変動する可能性があります。


4.結果報告

検査終了後、結果報告書を郵送します。また、ご希望があれば、FAXでの速報も可能です。

受付票ダウンロード

検査受付票を以下よりダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにて、事前申し込みをお願いいたします。
検査受付票の記入については、各記入例を参照ください。

その他検査

異物同定検査、残留農薬、有害物質検査などの依頼時にご使用ください。

複数検体

複数検体の同時依頼時にご使用ください。