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インタビュー記事
2021.07.08

柿良青果株式会社 藤江工場様 JFS-B規格の適合証明取得おめでとうございます

インタビュー回答者様:
  柿良青果株式会社 藤江工場長 野口真 様

柿良青果株式会社様ホームページ

Q1:まずは、貴社の紹介をお願いします。

A:金沢市にあります柿良青果株式会社と申します。金沢中央卸売市場の開場と同時にスタートし、以後50数年、新鮮で安心安全な青果物の供給をしております。我々の藤江工場では、生産者の方々が丹精込めて作った農作物を自分たちの目利きで仕入れ、用途に応じたカット野菜を中心に加工をしております。

Q2:JFS-B規格の適合証明取得を目指されたきっかけは何ですか?また、当協会のコンサルティングを選ばれた理由は何ですか?

A:主力商品である「カット野菜」のために、安心、安全でありたいと考え、取得を目指して取り組みました。
また、石川県予防医学協会様には、以前から様々な検査で大変お世話になっており、また、これまでもたくさんのアドバイスなどいただき、信頼できるビジネスパートナーとしてお付き合いいただいておりました。

Q3:今回、当協会のコンサルティングを利用されて良かったことはありますか?また、貴社の中で何か変化を感じられたことはありますか?

A:食品安全規格JFS-Bは、日本発の規格ということをお聞きしていましたが、それでも要求している事が理解しにくい箇所があり、当初は適合証明が難しいのでは?と考えていました。
ところが、石川県予防医学協会さんに色々教わるうちに徐々に理解できるようになり、かつ、それが現場の実態に沿って教えていただいたので、従業員に割ける時間が限られている中、合理的な取組みが出来たことが良かったです。

Q4:JFS-B規格の適合証明取得に取り組んでこられた中で、苦労したことはありますか?

A:先程も少し触れましたが、なにぶんにも従業員が一丸となって取り組まないといけないことに対して時間が限られており、通常業務の圧迫が懸念されました。ただ、こちらのスケジュールにも対応・繁忙期を避けて進める事ができたのでなんとかクリアできたかと思います。

Q5:今回のJFS-B規格の適合証明取得によって、貴社のプラスになった点を教えてください。

A:なんといっても食品安全に対しての「意識向上」です。従前は、食品安全のために何をすればよいかが分からなかったのですが、この規格は最低限必要なことを要求していて、どこへ向かえばよいかといった意味でも方向性が見えたため、色々な意味で安心しました。

Q6:最後に今回JFS-B規格の適合証明を取得されました。今後の抱負を一言お願いします。

A:これはスタートだと思っています。食品安全の取り組みに終わりはないと思っているのですが、今回の取り組みで得た考え方を生かし、お客様の要望にしっかりと応えていけるような体制・ルール作りを続けていきたいと思っています。